県民と県政をつなぐには
徳島県に限った話ではないのですが
今、多くの自治体が取り組んでいる重要政策課題は
『人口減少』と、都市部への労働力流出による
『地域経済の縮小』だと思います
徳島県でも人口減少とそれに伴う
少子高齢化が深刻な課題となっており
私の地元である石井町を始め
多くの地域で生産年齢人口が減少しています
人口減少が進むにつれ、労働力不足や
中小企業経営者の後継者不足が起こり
税収減による行政サービスは質の低下が起きますし
空き家の増加などさまざまな問題にも繋がっています
地域の経済が縮小すると労働の機会が減りますから
地域のサービスや文化の衰退にも繋がります
石井町含む各自治体ではこれらの課題を解決するために
若者の雇用拡大や非正規雇用労働者の処遇改善
安心して子供を育てられる環境の整備
県外からの移住支援などの対策を行っていますが
人口増加へ転じるまではまだ取り組みが不十分だと感じています例えば静岡県沼津市では平成27年に市役所内に
官民連携の横断的組織である
「公民連携推進プロジェクトチーム」
というものを設置しており
民間主導のまちづくりをバックアップしています
市の拠出金や市民等からの寄付金
MINTO機構の「住民参加型まちづくりファンド支援業務」による拠出金を原資
に「沼津市民間支援まちづくりファンド」を組成し
市民や企業・団体等の民間発意によるまちづくり活動や
交流拠点整備等に対し助成を行うことによって
不動産オーナーや起業家の発掘に繋がり
空き家の有効活用や
地域住民の交流促進の場を創出することに繋がりました
こうした取り組みをこれまで以上に促進し
徳島県民の誰もが県政運営に対して気軽に意見を述べたり
新しい政策や取組みについて提案のできる機会を作りたい
私はそう考えています
各市町村の首長からだけでなく
その町に暮らしている一人一人の意見を
この徳島県政に繋げていくことが
為政者の仕事だと思います